この頃、着メロ・着うたが鳴っているのを聞かなくなったように思います。以前は電車の中でさえ着うたが大音量で聞こえることがあったのですが、最近はさっぱりです。「○○の新曲、着うた先行配信!」というCMも少なくなりました。
着メロ・着うたが使われなくなったのは単純に流行が終わったということもありますが、メールやSNSが普及して通話をしなくなったというのも理由の一つにあるのではないでしょうか。
通話は「相手が待っていますよ!」というアラームの意味でこちらが出るまで着信音が鳴り続ける必要があるのですが、メッセージ受信を知らせるのは一瞬鳴れば十分。ワンフレーズ分の長さも必要ないので、着メロ・着うたの需要も自然となくなったのだろうと思います。
ところで、着メロ・着うたが使われなくなって、ちょっぴり困っていることがあります。携帯が鳴っていても(振動していても)、誰の携帯が鳴っているのかすぐにはわからないことです。
皆大差ない着信音・振動パターンを使っているので、隣の人の携帯が鳴ったのに自分の携帯を確認したり、自分の携帯が鳴っても隣の人のだろうと高をくくっていたり…。
着メロ・着うたが流行っていた時は「いい年して変な音楽流して…」と否定的な気持ちを持っていましたが、今は「意外にいいかも!?」と思い直しています。
(幸)