今年もまたジトジトとした梅雨の時期がやってきました。
私が子供の頃には、家の近くに小川や田んぼがあり、春に孵ったおたまじゃくしがたくさん泳いでいました。
ちょうど、梅雨の頃にカエルに姿を変え一斉に「クヮクヮクヮ」とアマガエル「ケロケロケロ」とトノサマトガエルが大合唱を始め、うるさいくらいでした。カエルの歌が聞こえてくるよ~♪とまさにカエルの歌が聞こえていた懐かしい時代。
実はカエルの合唱は、オスがメスを呼び寄せるための「愛の歌」だそうです。だから、隣のカエルには負けられないと美声を競って合唱になってしまうんですね。今では、小川や田んぼも埋め立てられカエルの合唱を聞くこともなくなりました。
カエルの合唱(13秒)
どこに行けば昔懐かしいカエルの合唱を聞くことができるのでしょうか!?行き場を失ったカエルたちの悲しい歌声が聞こえてくるような気がします。
余談ですが、先月12日に中国四川省で起きた大地震前には、数十万匹のヒキガエルが一斉に移動するという異常現象があったそうです。何かを察知する能力にも優れているのかもしれませんね。
(晴)