先日、久しぶりに水族館へ遊びに行き、イルカのショーを見る機会がありました。イルカ達の華麗な演技を見ていると童心に帰ってワクワクしてしまいます。
ところでイルカ達はどうやってタイミングを合わせているか知っていますか?実は声を使ってタイミングを合わせているのです。
イルカの声は「ホイッスル音」「クリック音」「層状音」の3つに分ける事ができ、「ホイッスル音」は“ピーピー”と口笛のように聞こえ仲間とのコミュニケーションに使われています。
この「ホイッスル音」で隣りの仲間とタイミングを計り華麗なジャンプをきめているそうです。
イルカの声(17秒)
水の中では光よりも音の方が遠くへ伝わりやすいため、目でタイミングを合わせるよりも音の方がタイミングを合わせやすいんでしょうね。
一見、海の中は静かなイメージがありますが意外と色々な音が飛び交っているかも知れません。
参考
クリック音:“カチカチ”と物を叩いたような音に聞こえ、餌や障害物の存在を知るのに使います。
層状音 :低い唸り声のような音に聞こえ、興奮状態時や求愛時などに発せられます。
(寿)