先日、ライブドキュメンタリー映画『オアシス:ネブワース1996』を映画館で鑑賞しました。
この映画はイギリスのロックバンド、オアシスが2日間で25万人以上を動員させた1996年開催のネブワース公演を題材とした映画です。
コロナウイルス感染対策として、席の間隔を空け、静かに鑑賞しなければなりません。しかしながら、館内に大音量で流れる彼らの楽曲と、スクリーン上でビールを片手に合唱する観客達の姿を見て、映画の世界に没入することができ、興奮が止まりませんでした。
1996年はインターネット普及前であり、作中では「目の前にスマホやiPadを持つ人がいなかった時代に戻れる」と語られています。映画館では電子機器類の電源を落とすため、当時と同じような目の前の音楽に熱中する状況が生まれているのではないかと思いました。
席の間隔を空けているとはいえ満席で、久しぶりに多人数で音楽体験を共有することができました。今年でこの公演から25年、バンドの解散から11年となりますが、全世代を巻き込むパワーを改めて感じました。
(金)