気剣体

先日飲み会で、昔やっていた部活の話題がありました。
その中で剣道をやっていた方から、「気剣体」という言葉を聞きました。
最初耳から入ってきた時は、「危険体」と勝手に漢字を当てはめて
「やっぱり危険な技ってあるんですね。」と話を続けていたら、どうも
言葉の意味が全く違うことに気が付きました。

剣道をやっていた方なら、当然ご存じでしょうが、「気剣体」と書くんですね。
剣道では、気合(気)、竹刀の動き(剣)、体捌き(体)の三つが常に一緒に
なって打突しなければ有効打突にならないという教えのことだそうです。
面を打つ時に「メン!!」と叫び、小手を打つ時に「コテーッ!!」と同時に
叫ばないといけないとは知りませんでした。

考えてみると試合中に大声を出しているスポーツは多くありますが、
技を出している瞬間に声を同時に出しているのは、剣道と砲丸投げを
思い浮かべます。一瞬の気合い(力を入れる)が必要な時は声を出すと
ギアが上がるのでしょうか?

(鈴)