この夏は、4年に一度のオリンピックがイギリスのロンドンで開催。
今だに世界トップレベルのアスリート達の活躍が頭から離れません。
オリンピックでの競技以外での一つの見どころが表彰式だと思います。
4年間、日々トレーニングを続け、オリンピック期間中のその競技が行われる当日、その1日に心技体の全てのコンディションを整えて自分の全力を出し切り、且つ少しの運を持っていた選手がメダルを獲得することができる。
そう考えて表彰台に立つ選手達のやり切った顔を見ると、見ている側も誇らしく、またそれが日本の選手だと更に
嬉しくなります。
今回のオリンピックでは日本は過去最高となる38個のメダルを獲得したそうです。
オリンピックが開催される年は、競技前や表彰式のタイミングで、日本を始め様々な国の「国歌」を聴く機会が増えます。
日本の国歌は、1869年にフェントンというイギリスから来日した軍楽隊長が当時の政府に依頼されて作曲したそうです。
フェントンの通訳が歌っていた「武士(もののふ)の歌」を参考にし、歌詞は「古今和歌集」の短歌から採用したのだと言われています。
生みの親の国で流れる国歌、いつもより軽やかに会場に流れていたかもしれません。
(信)