言葉の表現は人によって異なりますが、地域によっても、国によっても当然違うものです。逆にまったく違う文化圏で、自分がいつも使う表現と似たものを聞いて戸惑ったことがありますか?私は先日大阪に行って、面白い経験をしました。
大阪の台所とも言われる黒門市場に行きました。お昼の少し前で朝ごはんを食べなかったこともあって、普段食べられる天ぷらがとてもおいしそうでした。
つい、声を出して
「すみません、かぼちゃとイカ天ぷらをひとつずつください。」
それを聞いたおばさんは
「あら、東京から来たん?サービスせへんと」
といい、紅しょうが天ぷらを袋に入れてくれました。(その時、紅しょうが天ぷらは初めてで、ビックリしていました。)
あ~関西のおばさんはうわさ通り、太っ腹だなと思いつつ値段を聞いたら、「えーと、250万!」と言ったのです。
「はい?はい?」
…爆笑しました。
実はそれ、韓国の市場の商人さんもよく使う表現です。子供のころに、ネギを買いに行った八百屋さんから500万ウォンと言われとても驚いた記憶があります。
(喜)