水の音と思い浮かべると,やはり松尾芭蕉の「古池や蛙飛び込む水の音」ですかね。様々な水の音がありますが雨音,川のせせらぎ,波音。同じ水なのにいろいろな音を聴くことができます。
日本ならではの水琴窟がありますが水琴窟は甕の中に水滴が落ちて反響する音が水門から立ち上って心地良い音がします。同じ水滴でも水道から垂れる「ポタ,ポタ」の音とは全く感じ方が違います。これは逆に不快です。
趣味で海に行くことが多いので「波音」を身近に感じます。「波音」は様々変化しますが小波が水辺で「パシャー,パシャー」,目を閉じて聴いていると心地良く落着きます。何も考えないでずっと聴いていたいそう思います。
この様に心地良くなれるのは「1/f ゆらぎ」の法則なるもののようです。規則性はないがある法則性をもつ原則。これはあらゆる自然現象の動きの元となる法則の様です。たとえば
・波のさざなみ ・小川のせせらぎ ・炎のゆらめき ・そよ風など・・・。
これは私たち人間の生体のリズムも同じであり,つまり心拍・生体のリズムが1/fゆらぎと同じであるその環境下ではヒトはα波を発し,快適にリラックスして過ごすことができるというわけです。
1日1回リラックスタイムはいかがでしょうか?
波のさざなみ(20秒)
(直)