お正月にサイパンに行ってきました。
二日目の夜にお祭りがあって街にずらりと並んだ屋台では地元の食べ物を売っていて、観光客と地元の人々で賑わいました。暗くなるにつれ、祭りの盛り上がりがピークに達したとき、サイパン伝統の踊りが始まりました。
“トン、トン、トン、トン、トトトトトン”
太鼓の音で体はリズム感を覚え、気持ちが高ぶりました。音楽とは言えない音なのに、踊る人はもちろん見てる人々までその気にさせていました。
それから音楽が流れ、踊りはリズムに合わせて腰を回して柔らかい感じになってきました。そのとき、彼女たちが不思議な行動をしました。同時に高い声を出したのです。その音を区切りに踊りが変わることもなかったので、ただの合図だったのかなと思います。
70歳を超えたおばあさんでさえ踊らせた音楽と彼女たちの不思議な合図をみなさんにお聞かせします。
(喜)