DB

Databaseの略称。特定のテーマに関するデータを集めて管理し、検索・抽出などの再利用を容易にできるようにしたもの。コンピュータ上では、データの再利用を高速かつ安定に実現するため、データを格納するための構造について様々な工夫が払われている。このデータ構造とアルゴリズムは情報工学において重要な研究分野のひとつとなっている。単純なファイルシステム自体には、「データ」を統一的手法で操作する機能はなく、ファイルシステムでデータ管理をするためには、データの操作機能を「応用プログラム側」に持つしかない。データベースは、それを自ら持つことにより、応用プログラム側でデータの物理的格納状態を知らずとも操作でき、かつ、データの物理的格納状態に変更があった場合にも応用プログラム側の処理に影響が及ばないことを保障することがデータベースの前提条件となっている。