オリンピックとリモート声援

東京オリンピック・パラリンピックが無事に開催されました。皆さまはご覧になられたでしょうか。私はチケットを何枚か当選していただけに、現地で応援できなかったことを残念に思っています。

今大会はほとんどの会場で無観客となり、やはり会場が寂しかったという選手の声も少なからずあったようでした。

いくつかの会場では、事前に録音した歓声をスピーカーで流すなどの試みが行われたものの、やはりリアルタイムならではの臨場感にはほど遠かったようです。

現在、スポーツ界では依然として無観客、または観客数を大幅に制限しなければならないのが実情の中、単に事前に録音しておいたものを再生するだけではなく、リモートで声援をリアルタイムで送るシステムが世界各国で試行錯誤されています。

基本的には、自宅で観戦しながらスマホアプリで操作すると、現地のスピーカーに声援が流れるような仕組みです。(下記はヤマハのリモートチアラー)

しかし、やはり予め用意されたものではなく自分の肉声を生で届けたいという欲求は大きく、さらなるサービスの進化が期待される分野ではないかと思います。

(浩)