最近、一部マニアで話題の「トイ・レコードメーカー」の件です。
要は「レコード」を作ることができるマシンです。
大人の科学マガジンから3月26日発売予定なのですが、1月末の発売直後から予約完売しており現在、「入荷次第、ご注文を受け付け」との事。発売前なのに。
レコードは、溝に凸凹を刻むことにより、音を記録。
その溝にレコード針を添わせ、凸凹の振動を拾い、音を再現します。
レコード針は、カーボンの結晶(ダイヤモンド)で出来ており、この特性を利用して、左右の溝を別々にピックアップします。
ステレオ(45-45方式)では、レコードの盤面に対し左右ナナメ45度ずつに分けてカッティングすることで、ステレオ(左/右チャネル)を記録し再生。
モノラルは、左右同じ溝が刻まれます。
エジソンが最初に発明した「フォノグラフ」も、錫箔を貼った真鍮の円筒に針で音の溝を記録する方式で形は違えども原理は、ほぼ一緒ですね。
当時は音楽用途ではなく、目の見えない方の補助道具として開発されたとのこと。
さて今回発売される「トイ・レコードメーカ」は、スマホと接続し、音楽や声などをモノラル方式で音を刻めるとの事。最先端のデジタル音楽を自分なりにアレンジし、
アナログの音として聴けるわけです。
妻に「その何が嬉しいのか」と言われても困ってしまうのですが、発売を心待ちにしています。
(一)