先日、横浜に降雪予報が出ていましたが結局降りませんでした。
私だけかもしれませんが、雪国の方には申し訳ないですが、大人になってもなぜか「雪」というイベントは、心のどこかで待ち望んでいるところがあります。
テレビのニュースでも、日本が平和という象徴かもしれませんが、こぞって報道しています。
雪もそうですが、最近、気温がめっきり下がり厳しい毎日です。
夜遅く帰ると、家から電車の線路までかなり離れているのに、電車の走る音が聞こえることがあります。また、朝早くに船の汽笛の音が聞こえることもありました。
調べてみると、音と気温には関係があるようで、簡単にいえば、音速は温度によって変化し、温度が高くなると早くなり、温度が低くなると遅くなるようです。
条件としては
- 温度が低いと、空気の密度が高くなる→音速は気体の密度が高いほど遅くなる
- 温度が高いと、空気の密度が低くなる→音速は気体の密度が低いほど速くなる
- 気温の違う空気層の間では、音の屈折が起こる
- 音速が速くなると、音の屈折角が大きくなる
- 日中は太陽によって地表が温められ、上空の空気の方が温度が低くなる
- 夜は放射冷却などで地表が冷やされ、上空の空気の方が温度が高くなる
つまり、暖かい空気中の音速の方が速いので、夜は屈折して遠くまで音が届くという理論のようです。
皆さんも、帰宅時や早朝にこのことを一度思い出して、耳を傾けてみてはどうでしょうか?
(樫)