先日、実家の田植えを手伝いに行ってきました。もうかれこれ25年以上手伝っていなかったので、とても久し振りでした。昔もそうでしたが田植えも機械化が進んでいて、想像するよりもきつい作業ではないです。ただ田んぼの中に足を突っ込んでという都会では経験しない体験は、面白いものです。
面白ついでに、この時期の田舎に行くと聞こえてくるのは、蛙の大合唱です。夜寝ていても、ガーコ、ガーコ、ゲロゲロ、ゲロゲロ、グゥオー、グゥオーとそれはやかましいものです。この時期がちょうど産卵の時期なので、必死に雄が雌に呼びかけているのです。
動物の求愛行動には、ダンスやら、見た目の大きさやらあると思いますが、蛙の場合、鳴くのは夜が多いような気がします。産卵をするのが夜の間だからでしょうか?。そうなると夜の闇でアピールポイントが高いのは、鳴き声の美しさ?力強さ?という聴覚的なイケメンかもしれません。
「かえるのうたが きこえてくるよ
クヮ クヮ クヮ クヮ
ケケケケ ケケケケ クヮクヮクヮ」
「蛙の歌」を小学校時代に輪唱で歌っていましたが、蛙達の大合唱には、自分が一番だという熱い叫びがあったんですね。
(鈴)