皆さんはご存知でしょうか?
JR西日本には「ICOCA(イコカ)」と言う、電車の切符代わりに運賃を支払ったり、コンビニで買い物ができるICカード券があります。JR東日本が提供する「Suica」と同じ機能のICカードです。(※ICOCAには「ほな、行こかぁ」という語呂合いがあります)
とある朝の出来事・・・
JR六甲駅の改札で、ハイキング姿のご婦人(関西では「オバチャン」と呼びます)が、ある無人駅の改札で「ICOCA」を上手く使いこなせなかった苦い体験談を、大声を張り上げて仲間のオバチャンに話してました。
「あのなぁ、駅おりて、ホナ行こか、言うたさかい、駅出られへんやんかぁ。一体なんやねん、このICOCAって! 駅も出られへんから、ほな帰ろうか、言うしかあれへんやん、そな言うて駅員どなりつけてやってんわ」
ということがあったらしいです。
まぁ、朝早くから、それはそれは「元気」なオバチャンでした。
関西のオバチャンは、振り込め詐欺には引っ掛からない、という伝説もありますが、とにかく「よくしゃべります」。
ここ最近では、ビジネスマンの社会でもメール文化が定着し、ちょっとしたことでも「メールで会話する」と言うことをよく耳にします。
そんな静かなオフィス環境は、一見、仕事がはかどっているように感じられますが、実は「元気のない(内気な?)」社員の集まりだったりすることはないでしょうか?
関西のオバチャンに見習い、とにかく「人」といっぱい「話す」こと。
これが「元気」を生み出し、職場を活性化し、企業発展の「源」になるのではないだろうかぁ? と感じた出来事でした。
ところで、オバチャン、無人駅や言うたのに、駅員にどなして文句言うたん?(話し作ってへんか?、おばちゃん!)
(愼)