仕事柄、自分の声を録音してそれを自分で聴くということが多いのですが、先日、何年か前の友達の結婚式で自分が祝辞を述べているビデオを見る機会があり、普段喋っている自分の声とえらく違っていて驚きました。
緊張のためか普段よりかなり上ずって高い声になっていて、声が震えていて、結構真面目なことを喋っていたつもりなのになんとも情けない感じに聴こえていました。
喋っている時に自分の耳から聴こえる自分の声と、他人に聴こえている声は、伝達経路の違いにより他人に聴こえている声の方が低く聴こえているそうですが、それに加えてその場の雰囲気や緊張感は声の変化や聴こえ方に大きな影響を及ぼすものです。
そのような状況を踏まえて、自分の声が他人にどのように聴こえているのかをよく知ることは、コミュニケーション能力を上げるうえで非常に重要であると感じた次第です。
もう少し「自分の声」を録って改めて聴く機会を増やしていきたいと思います。
(課)