「爺じ、車の運転に気をつけて!」

身内の話しで恥ずかしい限りですが、昨年、私の父(70歳)が車で事故を起こし、愛車のスターレットを廃車にしてしまいました。

車が2台、ぎりぎりで往来できる、道幅の狭い上り坂を走行中、上から下って来た車を避けきれず、路肩の電柱に激突! クルマは横転して大破しました。

場所は住宅街の生活道路。すぐ側には小さな公園もあり、ひとつ間違えば人にケガを負わせていたかも知れません。

原因は、もちろん父の判断ミス。少し手前で待機すればよかったのですが、「大丈夫」と過信して突っ込み、最後は相手の車を避けきれずハンドル操作を誤ったのです。

通行人もなく、相手の車も傷つけず、父にもケガはなく単独事故で終ったのが幸いでした。

事故の後、私は父に言いました。「もし自分の子供が事故でケガを負わされたら、私は一人の親として、その加害者を絶対に許さないと思う。頼むから、もう二度と車には乗らないでくれ!」と。

これから、ますます高齢なドライバーが増えて行きますが、もちろん年齢に関わらず、ドライバーの一人一人が思いやりをもった運転を心掛けていかなければと思います。

近い将来、進化したドライバー・ナビゲーションでは、スピードを出しすぎたり、他の車が接近してくると、こんな音声(?)で注意喚起をしてくれる日が来るかも知れません。

1.バスが接近してくると

2.トラックが接近してくると

3.緊急車両が接近してくると

4.左折する時には左側から

5.スピードを出し過ぎると

6.急ブレーキを踏むと

7.蛇行運転になると

8.車庫入れに手こずると

(愼)