最近、人生で初めて骨折をしました。折れたのは右手です。
折れた直後は、酷く痛みましたが、一晩経つと動かしたり触ったりしなければ痛みを感じないくらいになりました。医者に診察して貰うまで、まさか骨折したとは思っていませんでした。
それよりも大変なのが、利き手が使えないことによる不便さです。
キーボードを打つ、ペットボトルを開ける、財布から金を出す等、両手が必要な場面も多いですが、マウスを操作する、箸を持つ、歯を磨く等、利き手ではないとやり難いことが多々あります。
今までは何も思っていませんでしたが、改札で右側にタッチしなければならないのも毎回不便に感じます。これも右利きの人が多いことを考慮した設計になっているのでしょう。
手には利き手、足には利き足があるように、耳にも利き耳があります。
手ほど差を感じないかもしれませんが、小さな音を聞くときに無意識に向けてしまうのが利き耳ということのようです。やや古い調査ですが、右利きのほうが少し多いようです。
『利き耳の分析(Ⅰ):「電話の受話器をあてる耳」の調査』論文のPDF
外見的には左右ほぼ同じものなのに、機能的には直ぐに代替不可能で厄介です。
あと半月ほどは、この不便に耐えなければなりません。
(光)