概要

「花鼓(はなつづみ)Ⅲ」は、言語リハビリを行うためのソフトウエアとハードウェアがセットになった言語訓練支援システムです。 パソコンの機能をフルに活用し、人間が持つ視覚、聴覚および触覚に統合的に刺激を与え、疑似体験、追体験することによって、「ことば」および「ことばに結びついている概念」を再構成していきます。失語症患者の言語リハビリのほか、言語発達遅滞児や聴覚障害児の言葉の訓練に利用されています。

特長

  1. 簡単操作
    大きな5つのボタンの専用キーボードによりどなたでも簡単に操作できます。
  2. 視覚・聴覚・触覚を効果的に活用
    パソコンで動作する「周波数調整器」と「振動子」を国内で初めて提供しました。視覚と聴覚のほかに、触覚に直接的に訴える効果的な学習を行うことができます。

    五感を効果的に活用した訓練

  3. 話し言葉のリズムやイントネーション面を重視
    日本語の典型的な音、意味、規則の土台である話し言葉のリズムやイントネーション面の訓練を充実させています。
  4. 毎日の訓練をマイペースで
    4段階の訓練ステップがあり、言語の回復度合いに合わせて無理なく訓練できます。毎日の上達具合も記録できます。

監修者 プロフィール

米本恭三先生

米本 恭三先生

東京慈恵会医科大学 名誉教授(リハビリテーション医学)
東京都立保健科学大学 前学長
(社)日本リハビリテーション医学会 元理事長

【監修者より】
失語症の回復訓練のリハビリテーションは、聴覚、視覚、触覚などの複数の感覚器官を同時に活用し、言語のもつ全体構造を再構築していくことが必要と考えられます。パソコンの持つマルチメディア機能は、まさにこのような人の五感に対して訴える機能を持っています。「花鼓」は充実した訓練内容とマルチメディア機能を利用した失語症リハビリテーション支援システムとして、病院・リハビリテーションセンターでの指導と併用していただくと、より効果のある訓練を行う機会が広がるものと考えます。このような訓練支援システムによって、ご家庭においても楽しみながらリハビリができ、失語症の方々にとってなによりの福音になることを切に祈っております。

納入実績

  • 病院・リハビリテーションセンター(言語聴覚療法室)
  • 老人保健施設・介護療養施設
  • 保健大学・医療教育専門学校(言語聴覚療法科)
  • 子供療育センター・ことばの教室

訓練コンテンツ

言語機能の回復度・上達度に合わせ、口や身体をリラックスさせる準備体操から、最終的には話し言葉を唱える練習まで5つのステップを用意しています。時間の都合や自習用など、状況に応じて訓練したい項目から始めることができます。弊社従来製品「花鼓Ⅱ」に比べ、ステップ2・ステップ3の訓練コンテンツが増え、話し言葉を唱える練習を行うステップ4が追加になっています。

【ステップ0】訓練前の準備体操・全11面

花鼓Ⅲ 訓練前の準備体操

(例)準備体操

【ステップ1】単音の発音の練習・全40面

花鼓Ⅲ 単音の発音の練習

(例)「か」の練習

【ステップ2】音の表現の練習・全72面

花鼓Ⅲ 音の表現の練習

(例)「か」の練習
 かっ かっ かっ
 まっ かっ かっ

【ステップ3】話し言葉の練習・全115面

花鼓Ⅲ 話し言葉の練習

(例)「か」の練習
 かえろー かえろーね
 もーかえろーね

【ステップ4】話し言葉を唱える練習・全118面

花鼓Ⅲ 話し言葉を唱える練習

(例)「か」の練習
 かったよ、かったよ
 また かったよ

機能

プレイヤー再生機能

  • リピート再生機能(1トラック、全トラック)
  • ランダム再生機能
  • プログラム再生機能 ・・・ 全10種類のプログラムを保存できます。

不連続・低周波帯域聞き取り訓練機能

準備段階~第四段階の訓練と同様に、中度・軽度用の不連続・低周波帯域聞き取り訓練や振動子を用いた触覚刺激訓練ができます。

中度・軽度用訓練CDプレイヤー機能

別売りの中軽度用訓練CDを再生するための専用プレイヤーソフトが内蔵されています。中軽度用訓練CDをCD-ROMドライブに入れて、簡単に中度・軽度用訓練ができます。

動作環境

OS Windows 8.1/10/11 (64bit)
CPU Intel Core i3以上推奨、または同等性能の互換CPU
メモリ 4GB以上推奨
HDD 空き容量20GB以上推奨
サウンド機能
  • 16bitの音声再生/録音に対応したもの
  • マイク入力とヘッドホン出力の差込口が必要
その他
  • インストール時にCD-ROMドライブが必要
  • 周波数調整器、専用入力キーボードをご利用の場合、PC本体とUSB接続が必要

仕様

下記がセットになっております。

  1. ソフトウエアCD2枚(花鼓Ⅲ、周波数調整器ANM-G2000デバイスドライバー)
  2. 周波数調整器ANM-G2000
  3. 振動子
  4. 専用入力キーボード
  5. PS/2 USB変換アダプター
  6. マイク付きヘッドフォン
  7. オーディオケーブル 2本
  8. 周波数調整器接続用分岐ケーブル

※8はマイク付きヘッドホンの端子が4極プラグの場合のみ、部品として同梱致します。
※2~8については、単体でもご購入可能です。

製品体系・価格

パッケージ製品

製品名称 型番 価格  
花鼓Ⅲ ANMSM-HNA0301 360,800円(税込)
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花鼓付属品(故障、紛失時の補給部品として)

製品名称 価格 備考  
周波数調整器 64,900円(税込) 型式ANM-G2000
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振動子 10,450円(税込)  
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専用入力キーボード 14,300円(税込) USBアダプタ込
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マイク付きヘッドフォン 7,920円(税込) JBL Quantum 100 + 変換アダプタ
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オーディオコード 990円(税込) ※1本の価格 1本から購入可能
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周波数調整器接続用分岐ケーブル 1,320円(税込) マイク付きヘッドフォンの端子が4極の場合に利用
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花鼓オプション品(ご利用環境やご利用方法に応じて)

製品名称 価格 備考  
ヘッドフォン+マイク用変換アダプタケーブル 1,320円(税込) オーディオ端子が一つのパソコンにマイク付きヘッドフォンを接続する場合に利用
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2又プラグアダプタ 1,210円(税込) マイク付きヘッドフォンを2個使用して訓練する場合に利用
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よくある質問

Q.1. 花鼓Ⅲ一式のハードウェアの接続方法を教えてください。
A.1.

資料「周辺機器の接続と設定方法」に接続図と各機器の接続方法が書かれていますのでご確認ください。旧型の周波数調整器ANM-F1000で花鼓Ⅲをご利用の方は「周辺機器接続方法 ANM-F1000 」でご確認ください。

周辺機器の接続と設定方法
周辺機器接続方法 ANM-F1000

Q.2. CD「周波数調整器ANM-G2000デバイスドライバーソフト」とは何ですか。
A.2.

周波数調整器は、USBケーブルでPCに接続しただけでは、PCと連動した動作は致しません。 「周波数調整器ANM-G2000デバイスドライバーソフト」に入っているデバイスドライバーと周波数調整器設定ソフトをまずPCにインストールしてください。インストール方法は「周波数調整器取扱説明書」でご確認ください。

周波数調整器取扱説明書

Q.3. 周波数調整器の単体(PC接続なし)での使用方法を教えてください。
A.3.

周波数調整器ANM-G2000は、市販のACアダプタを使ってコンセントから電源を供給することで、単体でも使用できます。単体使用の場合の出力モードの切り替えについては「周波数調整器取扱説明書」でご確認ください。旧型の周波数調整器ANM-F1000をご利用の方は、「単体使用周波数調整器ユニット設定方法ANM-F1000」でご確認ください。

周波数調整器取扱説明書
単体使用周波数調整器ユニット設定方法ANM-F1000

Q.4. 旧型の周波数調整器ANM-F1000を持っています。Windows10のPCで動きますか。
A.4. 旧型の周波数調整器ANM-F1000は、Windows10での正しい動作が保証できません。周波数調整器ANM-G2000をお買い求めくださるようお願い致します。

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