GWの連休中、高校の同級生に誘われて「由比桜えび祭り」に行ってきました。
初めて行きましたが、「由比」という町。
東海道五十三次の16番目の宿場町ということもあり、古い町並みが所々に残っています。
桜えび祭りの帰り。同級生の一人がせっかくなので「さった峠」に行きたいとの事で寄り道。
その途中、昔ながらの建物が点在する中に小池邸という、中を見学できて休憩のできる建物があったので入ってみました。
(帰ってから調べてみたら、明治期に建てられた国登録有形文化財とのこと)
中で休んでいると、管理人?の方から声を掛けられ、ぜひ庭を見てくださいと。
きれいに手入れされた庭にあったのが水琴窟でした。
案内してくださった方が石の上に水を撒き、地中に挿した竹筒に耳を付けるように促されました。
耳を付けると水滴が水に落ちて反響する際の澄んだ音が聞こえてきました。
周囲が静かであれば竹筒を使わなくても聞こえると説明されましたが、その時は聞こえませんでした。
海岸線も近いので、夜であれば波の音と水琴窟の音の協演も可能かもしれません。
水琴窟をキーワードに検索をすると「水琴窟の音が体調不良の改善に役立つ」と真偽のほどは定かではありませんが、書かれている記事も見掛けました。
宿場町として栄えていた頃にも、もしかしたらこういった施設があって音で旅の疲れを癒していた旅人もいたのかも知れませんね。
今回の小池邸ではありませんが、以下のサイトで水琴窟の音を聞くことができます。
お時間のある時に少しばかりの癒しの時を過ごしてみてはいかがでしょうか?
[音風景/水琴窟の音](https://otofukei.com/sound/m54)(リンク切れ)
(将)