年末に友人に誘われ、初めて寄席に行きました。
大晦日の浅草演芸ホールは超満員。
寒空の下一時間前から並び、立ち見のお客さんも多くいる中、なんとか正面の良い席を確保することができました。
前日に動画サイトで少し予習して臨んだのですが、やはり生で聞く落語家の噺はまったく違うものでした。
声が正面から直接飛んでくる臨場感。
年季の入った壁や柱にぶつかり反響する音。
周りのお客さんの熱気と呼吸。
四時間があっという間の楽しさでした。
寄席の間ずっと落語家の前に設置されたマイクが気になっており家に帰って調べたところ、どうやらSONYのC-38Bという有名な高性能マイクのようです。
普通のマイクとC-38Bで収録した音楽を聞き比べてみたのですが、たしかに音の性質がまったく違い驚きました。
都内には落語を楽しめる寄席が4ヵ所あるようなので、それぞれの違いを楽しむためにも、次回は違う寄席に行ってみたいと思います。
(笹)