芸術の秋のせいなのか、美術館に行きたくてウズウズしてきました。
いま私が行きたいのは東京国立博物館の特別展「運慶」。運慶は、平安~鎌倉時代に活躍した仏師(仏像を作る人)です。作風は力強く迫力があり、今にも動きだしそうな気配があります。
運慶の作品は今までにも何度か見に行きましたが、22体が一堂に会するというこの展示に、必ず行きたいと予定しています。
さて多くの美術館では、入場料とは別に音声ガイドの機械を借りることができます。
見るだけではわからない作品や作者についての解説、時代背景などを聞くことができ、行くといつも利用しています。
私は基本的にはベテランのアナウンサーの音声ガイドが好きですが、俳優や歌手の方の場合もあり、2人が掛け合いをしたりなど様々な趣向を凝らしてるものもあります。
運慶展の音声ガイドは、民放アナウンサーの堂真理子さんと、声優の小野大輔さん。小野さんはアニメの売れっ子声優。
あえて若者にも興味を持ってもらえるキャスティングにしたのかもしれません。こうなってくると内容も今までとは違った雰囲気になっているのかと楽しみです。
そして英語版の音声ガイドは、パックンことパトリック・ハーランさん。パックンはハーバード大学で比較宗教学を専攻、卒業後に来日したそう。仏像の展覧会にぴったりのキャスティングですね。
(津)