9月に入りましたが、まだまだ蒸し暑い日が続いています。
日本の夏の音というと蝉の鳴き声を想像する方が多いと思います。
今年の蝉の合唱は、梅雨明けの異常な寒さの影響?各地でも遅れ気味だったそうで、異常気象の影響では…と案じる声がネット上であふれていた、という事を新聞で知り初めて気が付きました。
ムシムシと暑く強い日差しを感じながら信号の多い関内の街を歩いていると、「ジジジジジジ…」とアブラ蝉達の大合唱が夏の暑さをより強く演出してくれます。
信号待ちで立ち止まり、コンクリートの照り返しを強く感じると、大好きな富士山の麓町小立の蝉達はどうだったのかな?と頭に思い浮かんできます。
辺り一面見渡す限りの松林。真夏でもエアコンのいらない理想的な湿度と温度。冷たくて美味しいお水。
静かな時の中、ヒグラシ蝉の「チチチチチチチチー」という鳴き声だけが天然エコーで響き渡り…
そんな松林の中を歩いているのを想像しながら~静かに日が落ちるのが早くなってきたな、と蝉達の季節が終わるのを感じます。
例年通り、というと変化がなくというイメージがありますが…
来年の夏は例年通り蝉達の合唱が聞こえる事を願ってやみません。
(馬)