先日、久しぶりに水族館に行き、シロイルカのショーを観てきました。
目隠しをしたシロイルカに、係員が超音波発生装置を使って様々な細かい指示を出すというものでした。
シロイルカは目の見えない状態でも、後ろに設置された水槽内の複雑な障害物をかわして指示通り正確にアクションをしていました。
イルカが超音波でコミュニケーションをとるのは有名な話ですが、北極の暗い海に住むシロイルカは、超音波を発生、反射させて障害物との距離や形状を知る「目よりも高性能な視覚」として利用しているのです。
要はコウモリと同じと言えばそれまでですが、こうやって目の当りにすると改めて凄い特性だと感じます。
そして人間だって同じような超音波送受信装置を作って付ければ、目の見えない人でも「超音波で視る」ことが可能になるのではと思ってしまいます。
おなかの中の胎児を超音波写真で見るという技術は既に実用化されていますが、これが日常生活でメガネのような感覚で使えたらと思うと…怖いので作らない方が良いのかもしれません^^;
(課)