ガラスを爪で引っ掻く音は誰でも苦手な音です。なぜ苦手なのでしょうか?
この音に一番近い音をあてはめると、猿の叫び声と良く似ているという結果があります。それも、猿が仲間に危険を知らせるときの叫び声に似ているというのです。
猿の叫び声
私たちの脳が太古の記憶をよみがえらせ、危険信号として受け取り、危険=苦手ということなのかもしれません。
赤ちゃんが泣く声に似ているから、人間としての本能でその近辺の音に敏感になってしまっているということも考えられます。
どのような理由であれ、苦手な音というものはあり、それをどう受け取るかは自由です。音の奥深さを少しでも感じてもらえれば幸いと思います。
(両)