私は例年、大晦日は民宿を営んでいる友人宅の広間で親しい友人達と鍋を囲んで過ごしています。
1年間の思い出や近況などをお酒を交えつつ談笑する時間はとても楽しいものです。
日付が変わった1月1日の午前2時頃に1人が体調を崩してしまい、本人の強い要望で救急搬送を依頼する事になりました。
みるみる内に顔色が悪くなり、息が荒くなっていく様を見ていると大変不安な気持ちになりましたが、遠くから徐々に大きく聞こえてくる救急車のサイレン音がとても心強く感じられました。
普段街中で聞こえるサイレン音がこんなにも違って感じられるとは思いませんでした。
救急車を利用する側、される側、それ以外のそれぞれの立場で聞くサイレン音は、きっと違って聞こえるのだろうと実感した瞬間でした。
新年早々とても勉強になった気がします。
搬送された友人は搬送先の病院で適切な処置を施され、無事に回復致しました。
(理)