花火

夏といえば花火大会。
全国で今年もたくさんの花火大会が開催が予定されていますね。
先日、数年ぶりに地元の花火大会を見に行く機会がありました。

日が落ち少しずつ過ごしやすくなり、打ち上げられる花火を見ながら夏が来たなと実感しました。
打ち上げられ広がる様々な形、色をした花火。
綺麗ですよね。

打ち上げの際の「ひゅ~・・・ドーン」という音、実は作られた音だという事を皆さんご存知でしたか?

打ち上げ時の「ひゅ~」、火花が散る「ドーン」
それぞれ花火が打ち上がる時の風切り音、炸裂する爆発音と思っていました。

実は花火に笛のようなものを実際に付け、「ひゅ~」という音を鳴らしているそうです。
また、この色とりどりの火花が広がり、後から聞こえてくる「ドーン」という音、これは「発音剤」という火薬が燃えるときに発する音だったのです。

きれいに広がる火花、「ひゅ~・・・ドーン」という音。
目だけではなく、音からも楽しませてくれていたとは先人たちの努力に驚きました。

ちなみに、色のついた花火は明治時代から、音が出る花火は大正時代以降に開発されたそうで、
江戸時代の花火は音もなく、炎の強弱だけで表現される花火だったようです。

当たり前だということも、一歩踏み込んで探ってみるとその裏にはたくさんの努力や知恵が詰まっている。
目線を変えて見てみると面白いことがたくさんありますね。

(雅)