大きな音

先日、生活雑貨を扱うチェーンストアで買い物をしたのですが、家に帰り商品を袋から出そうとすると、見慣れないプラスチックの箱が巻き付いていました。
よく見ると、万引き防止用のブザーのようです。店員さんが外し忘れたのかな?と思いつつも、店を出られたのだから問題ないだろうと何の気なしに線を切断したところ、ビービーとけたたましい音が鳴り出しました。
音の止め方が判らず、慌てて叩いてみたり、中の基板を取り出そうと蓋を開けようとしたのですが全く手応えが無く、音の大きさに焦る一方でした。
結局バケツに水を入れ、ブザーを水没させることで解決したのですが、音による心理的なプレッシャーに驚かされました。

防犯ブザーについて調べてみると、護身用、盗難防止用など様々な種類が売られていますが、全国防犯協会連合会では音量の推奨基準値は「85デシベル以上」とされており、現在市販されているものの多くは基準値またはそれ以上の音量のものが流通しているそうです。
日常生活における音の大きさの目安(東京環境測定センターのページより)

最近はいたずらや誤報、電子警告音への慣れなどにより、防犯ブザーの効果について懐疑的な意見もあるようですが、犯罪者へ対しての心理的プレッシャーは効果大なのではないでしょうか?

(中)