冬の音

新年を迎え、3週間経ちました。関東は寒い日もあり寒さが緩む日もありますが、寒い時期がまだ2ヵ月ほど続くと思うと、いやになります。昨年は2月に大雪が降りましたが、今年はどうなのかな…とも思います。
寒い日は、外に出かけるのも億劫になり、部屋を暖かくして出不精になりがちです。
昨年の大雪が降った日は、近所の子供たちが坂を利用して一日中遊んでいました。「子供は風の子」と言いますが、まさにその通りだなと窓越しに覗いておりました。

私が育った地域は、雪が積もることが当たり前でした。雨と違って、雪が降っても音はしません。
子供の頃の「冬の音」で思い出すのは、氷が張っているところを歩くとミシッと氷が割れる音がするのが楽しく、学校の帰りにわざと氷が張っている道を通ったりしていました。
また、大量の雪が降ると、朝の4~5時に除雪車が走る音も当たり前でした。この音は結構うるさくて、寝ている人々にとっては迷惑な音なのですが、通勤・通学時間の前に除雪をしないと道路が埋まってしまうので、毎日のように除雪車が出動することも普通でした。
雪が降らない地域で「冬の音」を聞くことは、あまりないかもしれません。

(加)