先日、横浜の三溪園に、一番下の子と二人で出かけました。
その日は暑かったせいか、人もまばらでした。
趣のある建物と、美しい自然が相まった奥ゆかしい庭園で、入口からの道には砂利が敷き詰められていました。
普段アスファルトの上しか歩いていない自分にとって、「ざっ、ざっ」という音は歩いているという感覚と、その場所に溶け込むといった感覚を得ることができ、とても心地よいものでした。
砂利について調べてみると、神社の砂利について情報がありました。
きれいな白石を敷きつめることによってお祓い・お清めの意味があるようで、参拝者は、その石を踏むことによって身を清め、心を鎮めて参拝に向かうということのようです。
海外の方には、砂利について「歩きにくい」など意図が伝わりづらいことがあるようですが、景観や精神などを尊重することは、日本の文化のいいところだとつくづく感じました。
皆さんも、たまには日本庭園に行って日本の良さを感じてみてはいかがでしょうか?
(樫)