「相づち」や「間」は、会話をする際には無くてはならないものですね。もし、会話をしている最中に相手の相づちが無いととても不安になります。
先日テレビ会議で商品の紹介をした際に、相手の反応(相づち)が無く、先方に響いているのか全く分からず、つい大丈夫ですか?と聞いてしまいました。テレビ会議だと余計に向こうの表情の遅延があって難しいです。
「相づち(槌・鎚)」の語源は、昔の刀鍛冶の現場で刀を鍛える際に二人の鍛冶職人が、息を合わせて「槌」を打つことから来ているそうですが、本当にタイミングが合わないと大けがをするほど、重要な駆け引きだと思います。
会話での「相づち」は、「ええ」、「はい」、「うんうん」とか短い単語で相手の話への共感、促し等を入れていって、コミュニケーションを円滑にしているものだと思います。潤滑油のようなものでもありますね。
しかしこの「相づち」、ほんの短い音にも関わらず、その音の響きから、相手の感情まで推し測ることが出来てしまうほど、伝わるものがあると思います。
無意識に気の無い返事をすることは、危ない。危ない。ケンカの元になるので注意しましょう。
(鈴)