「集中力と音」

 先日、今年で2年目(第6回)を迎える『日経TEST』試験を受験致しました。
本格的な試験は数年ぶりであり、若干緊張しながらも試験会場へ向いました。
 皆さんも経験あると思いますが、試験会場の雰囲気は何回経験しても慣れることの無い緊張感と独特な雰囲気で更に緊張を高めてくれます。

 さて、試験開始の合図とともに一気に会場全体が静寂に包まれ響く音と言えば、「クーラーの音」「試験官の足音」等・・・と集中すればするほど普段は気には止める事のない音が「騒音」へと変わります。
 以前とあるテレビで、集中力が途切れる原因は何か!と言う題材が放映されておりましたが、どうやら「気が散りやすい人間だから」では無いらしいです。

 集中力が切れる大きな原因として、「自分と関係がある情報(音)」のせいであることが多いようです。

 たとえば、聞きなれた音、興味・関心がある音、知っている人の声など集中していても、脳が自動的に反応してしまい集中力が途切れてしまうそうです。

 集中力を保つ2つの対策として、
①環境音を流す(自然の音で変化のあまり無いもの)

②目標を書き出す(目の見えるところに目標をおく)
集中力が途切れそうになった時に集中力を復活させてくれるとか。

 テレビドラマやマンガで良く見るシーンで、壁に「目指せ!○○」や「○○合格!」と言うシーンが描かれているのを考えると納得感があります。

 集中力が必要な際は是非試して見る価値はあるかもしれませんね。

(川)