「声帯萎縮」

声を出すことは元気の素!という話です。

「声帯萎縮」という病気をご存知でしょうか?
先日、朝のテレビで解説していました。
特に60代以上の男性に多いそうですが、15歳の症例もあるそうです。

症状としては、声がかすれたり、出づらくなったりするようです。

そういえば、先日久しぶりに田舎の親と話した際にも、昔と比べ、声がかすれていたように思います。

「声帯萎縮」は声帯が筋肉の衰え等により、キチンと閉まらなくなることで引きおこります。

声帯とは、ご存知のとおり声を作る器官であり、2枚の筋肉と粘膜で構成され、この2枚の声帯が1秒間におよそ100回から300回も振動し、口や鼻の中で、響きや音色が変えられて実際の声になります。

また声帯は、声を出す以外にも、ウイルスや病原菌が肺に入るのを防いだり、物を持ち上げる際に、きゅっと締まって力を入れやすくする大事な役割もあります。

治すには手術という方法もありますが、声帯は筋肉なので鍛えることもできるわけです。

カラオケやお喋りなどで声を使う機会を多くすれば良いのです。

もちろん、大声でバンクーバオリンピックの応援をするのも効果的です。
がんばれ、ニッポン!

(一)